出発に間に合わない場合
   
 
1. 航空機の搭乗手続きは、国際線が出発前の2時間前から、国内線が出発前の1時間から出発カウンターでチェックインするのが基本です。

国際線がご搭乗便出発時刻の30分前まで、国内線が15分前までにご搭乗手の続き、荷物の受託及び保安検査を完了しますので、余裕をみて2時間半~3時間前に空港に到着するよう心がけましょう。

2. ご搭乗者はあらかじめ利用する航空会社の電話番号をメモしておくようにします。

万一空港へ向かう途中、道が渋滞、ご搭乗する予定の航空機に乗り遅れ、早めに航空会社の空港カウンター、予約センターへ電話をかけましょう。搭乗者名のほか、予約番号(eチケットなどに記載されている番号)や空港への到着予定時刻を伝えます。もしくはご搭乗便の出発時間も遅延し、チェックイン締切まえまでにチェックインカウンターの列に足を運んでいれば搭乗は可能です。


乗り換えの時間は、欧州の場合で1時間弱、中国、北米で2時間弱のことが多いです。基本的には間に合うことを前提に、航空券を発券しているはずですが、トラブルで間にあわないこともあります。お乗客様が同時に両区間を購入されていれば、航空会社が対策を講じてくれます。例えば自社便がなければ他社便に振替えるとか、当日乗り継げない場合はホテルを無料で用意することもあります。(万一両区間を別々にご購入であれば対象にはなりません。)
ただし、原則的に遅れの理由がご搭乗航空会社にある場合に限ります。
3. 払い戻しについては

チケットの種類によっては発行した旅行会社に限って払い戻ししてくれる場合があります。(航空会社のカウンターでは出来ません。)

通常のFIXチケットは「No Refund」つまり払い戻し不可という限定が入っているので、自己都合による搭乗キャンセルでは払い戻しはありえません。同じように、「変更不可」という制限もあるので他のフライトへの振替もありえません。

間に合わなかった場合の責任は搭乗者本人です。空港ビルや空港会社に一切の責任はありません。

「燃油サーチャージ・税金・空港使用料は基本的に払い戻される」というのはあたりまえのことと思いますが、実は航空会社によって対応が異なるのです。
最近の航空券の料金は「運賃+燃油サーチャージ+税金+空港使用料」で成り立っていますが、キャンセルした場合は、運賃以外は返金されるのです(運賃に関しても予約条件によっては手数料を差し引いて返金されます)。払い戻し不可の条件で、燃油サーチャージは返金しないパターンもあります。安いチケットを買う前に、運賃規定(キャンセル規定)をよく確認してください。